第２６回　九州森林フォーラム　in　大分県日田

2021.12.10

　第26回九州森林フォーラムでは、小規模な担い手に焦点をあて、役割、可能性、課題を議論したいと思います。九州はかつて自家山林を自家労働力で施業を実施する自伐林家が多い地域として有名でしたが、主伐中心の時代となり、事業体による施業が中心となっています。素材生産の機械化と規模拡大に伴って、大面積な皆伐施業地が増加しています。また、木材加工業の大規模化が進行し、大量・安定的な原料確保が求められています。一方で、九州地区自伐型林業連絡会が発足し、自家山林を再活用したいとする森林所有者や自家山林を保有しない移住者が他者の山林を借りる、委託を受けて林業を行う、「自伐型林業」の動きも広がっています。自伐型林業の小規模施業方法を取り入れようと、大規模山林所有者と自伐型林業者が協働した研修会も始まっています。定住化、環境保全、減災、地域振興など多角的な視点から実践者を交えて議論したいと思います。 

主催者のホームページ

過去の講演会・イベント

ご興味ある方は、ご連絡ください。